第六回『タイタニック』おぼろレビュー、いろいろ盛り込みタイタニック。

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第六回おぼろレビュー
『タイタニック』 監督:ジェームズ・キャメロン 主演:レオナルドティカプリオ

タイタニック

隣の若者、しおくんの選出になります。

まず、しおくんにこのタイタニック見たことある?って聞いてみました。
し『ありますよー、高校生の頃にー』
ム『という事は再放送だねー』

この作品は1997年の作品なんですね。
うっかり17年も前です。
実際、映画館で上映していた頃、しおくんは小学校6年生。
自分は中学生でした。

当時、クラスの女子たちがディカプリオさんにメロメロだった事を思い出しました。
女子は皆、タイタニックの下敷きでしたね、確か。
で、ディカプリオが…ディカプリオが…って盛んにおしゃべりしてましたよね。

そんな話をしたら、しおくんも確かに女子たちが~…って話をしてくれました。
おませさんな女子だと、小学生・中学生でもタイタニック見て切ない気持ちになったりするんでしょうね。
ディカプリオさんはイケメンだし。

自分はその前に、『タイタニック号の悲劇』として一連の船の事故に関しては本で読んでいたので、何故に皆して…という気持ちでその様子を見てました。

初めて見たのは、やっぱり同時期。
当時はVHSで、2本セットだった様な気がします。
それを誰かからお借りして、なんとなく眺めていたのを覚えています。

で、本編ですが…結構面白いですよね。
主人公のジャックとローズはまぁいいとして、船が沈んでいく中で繰り広げられていく様々な人間ドラマに胸を打たれました。

覚えているのは…
・船長さんが船長室で一人で最後を迎えるシーン
・老夫婦がベッドで二人仲良く最期の眠りにつくシーン
・子供たちに絵本を読んで寝かしつける母親のシーン
・最後まで演奏を続けた楽士たちのシーン

それぞれ一瞬だったり、飛ばし飛ばしなのですが、色濃く『人間』というものが出ていたと思います。

ただ、船が沈没してしまう話から、一人一人の乗客をクローズアップした映像になっている事が素晴らしいと思いました。

そんな気持ちの中、しおくんにタイタニックで覚えているシーンを訪ねてみました。

し『あー…手錠と斧のとこですねー…』
ム『!!』

わかります。
ジャックがちょっかい出して、船底の部屋に監禁されて、船が沈んでいく中でローズが助けに行くシーンですよね。

でも、そこ?
もっと有名なシーンあるだろうに!!

しおくんの中では、あんなに混乱している中で適格に手錠の鎖を斧で分断する技がすごい!と。
あの女、何者だ!?と。
そういう形で印象的なシーンになっている様です。

そう言われて、確かにって思いました。

冷たい水の中で、船内は傾いてるし、一歩間違えれば大参事じゃないですか。
それをやり遂げるローズさん…実はすごい技を持っているのでは…と。

まぁ、愛の奇跡とかいったらそれまでなんでしょうけどね。

ともかく、そこが印象的っていう彼のセンスも素敵だなって思いました。

こうして振り返ると、タイタニックってラブロマンス、パニック、アクション、ヒューマンドラマ、ホラーの要素がいろいろ盛り込んであるなって思います。
それなのに、しっかりまとめてしまっているところが監督やスタッフの技術なんだなって思います。

自分の中ではとても良い作品だと思います。

よしなに。

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