THE 4TH KIND、闇夜に白く羽ばたくは。

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『THE 4TH KIND』を見ました。

感想を先に言うと、じわじわ恐くて…良い作品です。
実際に起こったUFO絡みの恐い話です。

ミラ扮するのは事件の当事者である心理学者。
とある街でカウンセリングをしているのですが、患者の大半が不眠症。
で、不眠の中に共通点を見出し、進めていったらあら大変!

という感じ。

話自体は、起こったら嫌だなぁ…くらいなのですが、見せ方と構成がとっても面白いです。

昔、『ブレアウィッチプロジェクト』という作品があって、自分は芯から恐怖しました。
ブレウィッチは、とある森で撮影をしていた男女が行方不明になって、そこで出てきたビデオテープをそれっぽく映画にしました!みたいなものです。

恐いのが見える見えないではなくて、主人公たちが何を見てるか見てないのかで勝手に想像して、自分の中の恐怖が出てきてしまう…という作られ方だったと思います。

今回も嘘か本当か、『実際にあった話』をモチーフにして、『実際の映像』とうまくリンクさせて、物語が進んでいきます。

話はありきたりの都市伝説なのに、妙に信憑性があったり、説得力があったりで、『本当にあったら、自分に起こったらどうしよう!!』になってしまうのです。

そういうトリックがあるのって面白いなって思います。
嘘だろ、本当かも…の間に落とすわけですから、これはやられてしまったな…と。

そんなこんなでカーテンをきっちり閉めたのは、ここだけの話にしておきます。
ビビッてますよ!UFOに!!

あと、もう一つ面白いなって思ったのが、探究心をくすぐられるところ。

知りたい意欲を刺激するものってホラーに限らず良いものだと自分は思ってます。
それって興味だし、好奇心だし、見たい気持ちに繋がるじゃないですか。

日本を震撼させた『リング』にもだいぶ探究心を刺激されました。
主人公は記者だったでしょうか。
もう調べて調べて、沼にはまっていきますよね。
一つ謎を解くたびに~ていうのがたまらないです。
結局、どうしようもないんですけど。

この『THE 4TH KIND』も主人公が学者という都合上なのか、それはもう調べるわけですよ。

で、UFOに辿り着いてまたそこからやいのやいのってやってくんですけどね。

これがすごく面白いです。
本当にそうなのか?と調べたくなるし、誰かに話したくもなります。

なので、1時間40分とそこそこ長い時間の作品なのに、あっという間に見てしまった感じがしました。

見せ方とテンポとじわじわ感がちょうどいいので、良い作品になってるんだなって思います。

ただね、やっぱり怖い話なわけです。
しばらく夜一人になった時は勝手に想像して震えていると思います。

どうか、何も起きませんように。
早く忘れられますように。
何か起きるのであれば、ヒゲかうみぼうずのところにお願いします。

よしなに。

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