もののけ姫、耳は口ほどに。

2014年のお正月は、遠い地に住む親友の実家で過ごさせていただきました。
お雑煮の中にあんこが入っていて、それがこの家のデフォですっていう今までにないトラブルがありましたが、ご家族皆さんによくしていただいて、楽しい2014年の幕開けになったのを覚えております。

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その時に物まね大会をやらせていただきました。
自分がそこで披露したのは、もののけ姫に出てくるもふもふ担当『モロ』でした。

手で犬の形を作って、それっぽい声を出しました。滑りました。

もののけ姫って16年くらい前の作品になるんですね。
映画館で初めてジブリ作品を見たのが『もののけ姫』でした。

『もののけ姫』は人間と森との対決、そこの狭間にいるサンとアシタカのドラマを描いた作品です。

当時は森側の気持ちになって見ていました。
サンかわいそう。
森奪われてかわいそう。
人間ってなんて強欲なんだろう。
…という具合に。

ただ、先日久々にテレビで見た時に、人間側にもそれなりの主張があって、そして自分はいつの間にか人間側になってしまっていたんだな…としみじみ思いました。

これって『種』同士の争いだから、生物学的に見たら正しいも正しくないもないのかもなぁ…と。

久々に見た時に違った印象で見れる作品って、すごいなって思います。
と、同時に子供時代と大人時代の両方を経て鑑賞出来てよかったと思います。

作品の上映時間はおよそ2時間半。
最初から最後まで『人間がー』『森を奪うってー』と自分が真面目に考えているわけがありません。
真面目に作品と向き合っているのなんて、全体の2割くらいです。

『もののけ姫』の良さって、結局はモロ及びモロの子(以降:モロッ子)が全体の割合を占めていると思うんです。
今回も前半はヤックル、中盤以降はモロ一家だけを楽しんでいた様な気がします。

もうでかくて、かわいいの…モロ一家。
もふもふじゃないですか。
くわえて、あの『俺たちは絶対に人間なんかに懐かないぜ!』っていう目がいいです。
反抗的な目をしている生き物、大好きです。

ただ、乗りたいとは思いません。
あんなオフロードをほぼ自分本位で走る犬に乗って走り回ったら、腰をやられます。

ただ、跨いで『乗ってるつもり』というのは味わってみたいです。
実際やったら食い殺されそうですけど。

という具合にもののけ姫を…というか、モロッ子たちを愛でながら鑑賞しております。
2時間半もあっという間。

今回は、どこでもどこまでも愛おしいモロッ子たちの一番萌えなシーンをご紹介させていただきます。

自分が思う最大の萌えシーンは、シシ神様が撃たれて、この森は終わりだー!という所です。
アシタカがエボシ御前を担いで、応急処置をしている中、サンが哀しみと怒りでどうしようもない!というところです。

森が死んで、木霊たちが雨の様に落下し続ける中、サンがアシタカにもらった石のペンダントを構えています。

その後ろ!

しょぼぼぼぼーん

モロッ子がめっちゃしょぼぼぼぼーんなんです。

萌え!!

無念な顔で耳がしょぼぼぼぼーんなんて…なんてずるいモロッ子でしょうか。

二頭とも我が家で養いたいな…と。
好きなだけご飯を食べさせたいな…と。
どうにかこうにかして慰めてあげたいな…と。

そう思う萌えシーンです。

モロッ子、本当にかわいい。

最後のシーンはちゃんと耳ピーンで、安心しました。
なんだかんだで立ち直りはえーな…モロッ子。

またどこかで放映していたら、また見ると思います、もののけ姫。
きっとその時もモロッ子たちをとにかく追う事にします。

記事とは脱線しますが、ムラタが一番行きたい国はモンゴル。
次いでモロッコです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

よしなに。

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