映画『第9地区』、全然笑えず。

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『第9地区』見ました。

有料動画サイトhuluに入ってたんです。
宇宙船がやってきて、宇宙人がやってきて、とある区域に隔離しているっていうお話です。

20年も前からそんな感じなので、宇宙人がいるのが普通。
だけど荒れてて、いろいろ手段を講じましょうという内容。

最初、CMを見た限りではギャグなのかなって勝手に思ってたのです。
宇宙人居住区ってなんだよ(笑)、と。
宇宙人の地球の暮らしを見て、楽しもう☆と。
宇宙人だって大変なんだぜって事を知ろう!と。

でも、全然違います。
かなり壮絶な内容です。
自分は全然笑えなかったです。
ちょっとだけ涙が出ましたが。

人権とか技術とか社会性とかいろいろぐるぐるします。
いろいろと考えて、最後どうなるんだろう…なんて思ってたら終わりました。
二時間があっという間な感じだったので、自分の中では良作だったのではないかと思います。

全く幸せな内容ではないけど、最後に少しだけほっとするのが憎いな…と。

あぁ、これ…
『平成狸合戦ぽんぽこ』だ!!

ぽんぽこをもっとリアルにした感じ。
化け合戦とか人間研究がない、平成狸合戦ぽんぽこです。

目線や目標は違うけど、辿り着く先は…人間辞めたくなるぜ、というところ。

やめる気も根性も覚悟もないのですが、人間ってなんでこう…と思いながら見てしまいました。

良い作品…というか、刻み込んでおいた方がいいかもな、という作品なんだと思います。
オススメはしませんが、侮ってはいけませんよ…というところで止めておきます。

あと、かなりグロテスクです。
宇宙人自体も気味が悪いし、殺されますが、人もたくさん目も当てられない殺され方をします。

いろいろなところに公表するためとは言え、この作品をどうしてギャグテイストでいろんなメディアが紹介したのかがとても謎です。

ちゃんと覚悟してから見ないといけない作品、宇宙人だからって他人事でとして片づけてはいけない作品、それが『第9地区』なんだと思います。

まだご覧になっていない方はご注意を。

よしなに。

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