11月にも関わらず台風が発生した様です。台風20号、ヌーリさんです。
本州には上陸しない見込みで、太平洋の南を進んでいくとの事。
既に沿岸部では強風・波浪注意報が出ている地域があります。ご注意を。
関東には明日のお昼から夕方にかけての接近になるのでしょうか。
お昼休憩の時にうっかりヒゲが飛ばされていかないか心配です。
そんな飛ばされるかもしれないヒゲが、台風の思い出をぽつりぽつりと語ってくれたので、ご紹介させていただく事にします。
ヒ『かざなりって…知ってる?』
ム『なにそれ?』
ヒ『俺が勝手に名づけたんだけどね♪』
ム『…。』
ヒゲ曰く、台風の時に風鳴り(ヒゲ命名)というものが発生するそうです。
その風鳴というのですが…
ヒ『台風来るとさ~、ふぉーんって音がするじゃん!あれが風鳴り!』
ム『あー…すごい風でヒュ~~!!っていうやつ?』
ヒ『ちげーよ怒 ふぉーんだよ!』
ム『…。』
台風が来ると、何やら『ふぉーん』という音がするそうなのです。
それが『風鳴り』というそうです。
自分もこの世に生を受けてかなりの年月が経ちました。
太平洋側の出身なので、台風は何度も経験させていただいております。
でも…
でも、未だに『ふぉーん』は皆無です。
ヒゲはさらに続けます。
ヒゲは昔、団地に住んでいたそうです。
たまにその話をしてくれます。
団地、とっても面白かったんでしょうね。
当時ヒゲは14階の団地の9階に住んでいて、その頃から『風鳴り』をよく耳にしていた様です。
もしかしたら、高い建物が密集する都会ならではの現象なのかもしれませんね。
ただ、自分も関東に住んで10年経ちました。
もちろんその間には市街地や都内で台風を迎えた事もあります。
しかし、一度も風鳴りに出会った事はありません。
風鳴り、それは都会の建物の密集や、風の通り方のみで発生するのではないかもしれません。
もっと不思議で、普通の人には聞けない…神秘的なものなのかもしれません。
これは自分(ムラタ)推測ですが、記事を書いても書いても、
ヒ『おら、記事書けよ』
という、自ら業を背負う人間のみが聞こえる何かの断末魔なのではないでしょうか。
幼い頃に風鳴りを聞いたのは、その予兆だったに違いありません。
こうして今、ムラタは遠い昔に風鳴りを聞いてしまった少年の配下でせっせと記事を書く事になりました。
風鳴り。
それは業の風。
明日、風鳴りを聞いた方は是非今の立場の確認と夜道の帰り道にご用心を。
よしなに。