【呪い村436】第二十一回おぼろレビュー おらが村・ロックウェル・フォールズへようこそ♪

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呪い村436を見ました。同じみのhuluさんで。

あらすじが気になったのでなんとなく見てみた、という作品です。
人口が436人の村があって、そこに国勢調査員の主人公が一時滞在します。
一時滞在のつもりが、人口437人になってしまったがために村があれこれするわけですね。

人口が436人の不思議な村、ロックウェルフォールズ。

何も知らずにロックウェルフォールズという小さな村にやってきた主人公の調査員。
人口の調査を進めていくうちに、ずっと436人だという事に気づくのです。

そこから、なにやらこの村がおかしい…と疑い深くなっていくんですね。

さらに彼のために開催されたお祭りで衝撃の場面に出くわして、もうこんな村嫌だ!ってなるのです。
それまでわりと単調に進んでいっていたのに、突如サスペンスからの脱出劇へと変貌します。

長くない作品の中ですが、じわじわ来る狂気と人間関係と、そこに根付いた土着信仰が恐いなって思う良い作品だったと思います。

狂気を感じる土着信仰系ミステリー。

ネタバレになってしまうかもしれませんが、正直、すっきりはしない作品です。
あーよかった!ってなりません。

この土地はなんだかわからないけど、そうしなくてはいけないんです!という具合なのです。

都市伝説、あるいは…Xファイルに近い作品だなって思いました。

人類の計り知れない『何か』があって、それに抗うことが出来ないから、信仰として徹底して根付かせました…みたいな。

昔、マンガの『ドラゴンヘッド』を読んだ時に、キャラの一人が言ってました。
恐怖とは仲良くなるしかないよって。

敵対すると村一つ滅ぶから、もう逆に崇めて信じていくしかない。
最初は脅威だったけれど、長年信仰していくうちに神格化していったわけで、神様ってそうやって作られていくんだろうなぁ…と思いながらこの作品を楽しませていただきました。

日本人受けしそうな『呪い村436』

この作品を見終わって最初に持った感想は、『日本人好きそうだな!これ!』というものでした。

自分も大好きなんですよね。
探求しちゃう系のホラーとかサスペンス。

よせばいいのに深入りして、両足沼に突っ込んでからの脱出…そして失敗、みたいなやつ。

結局原因は不明のまま終わるのですが、だからこそあれこれ推測することができて楽しいんですよね。
何かの祟りだ!呪いだ!って。

実際、日本でもこういう村があるかもしれないと思いました。
某番組で取り上げられてた某村みたいな感じで。

一見、アメリカの誰も知らない村が主体になっているお話ですが、どことなく身近にあるような気がする。
だからちょっと恐い。

そういう風に感じられた『呪い村436』、とても面白い作品だと思いました。

・・・
前回の『かいじゅうたちのいるところ』でオススメテロ(未遂)をした友人にも『呪い村436』が面白かった旨をお伝えしております。

地元のレンタルビデオ屋さんで探したそうですが、『呪い村』はなく『病み村』しかなかったそうです。
『病み村』はダークソウルに出てくる旨、ご案内させていただいております。

友人一家が呪い村に辿り着かない様に、祈るばかりです。

よしなに。

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