もともとペヤングを崇拝していたペヤンガーたちが、次なる居場所を求めて大盛りイカ焼きそば、焼きそば弁当、一平ちゃんに手を出し始め、ついにUFOが売切れ続出…と。
揺れる焼きそば業界
ないと思うと食べたくなるものだという事はわかります。
自分も数か月会えないと思うと、かなり寂しい気持ちになります。
かといってペヤングばっかり食べていたかというとそうでもないんですよね。
ただ、会えないってわかると会いたくなる…という気持ちなんです。
たった一匹の虫が混入しただけで日本の焼きそば業界が揺れるだなんて…すごいです。
たった一粒のエンドウ豆で。
そこで思い出した童話があったんです。
童話のタイトルは『エンドウ豆の上で寝たお姫様』です。
wikiさんに確認をとったところ、アンデルセン童話だという事がわかりました。
このお話、自分は知っているんですけど、だいぶマイナーかもしれませんね。
アンデルセンとしては。
ざっくりとしたあらすじを書いてみます。
1、究極の姫君を探す王様がいました。
2、いろいろ見合いしたけど、どの娘も全然だめ。
3、ある夜、嵐の中一人のお姫様が来城→一泊。
4、翌朝、よく眠れたか尋ねたか全然寝られなかったとお姫様。
5、すごいふかふか布団を用意したのにおかしい!とベッドを調査。
6、ふかふか布団の下にたった一粒のエンドウ豆を発見。※これで寝られなかった。
7、究極の姫君発見!結婚!やったね!
こんな感じ。
たった一粒のエンドウ豆が城内を震撼させた様に、たった一匹のゴキブリが今日本を揺るがしているのです。
日本というお国柄→面倒
童話はハッピーエンドで終わっているんですけど、言いたい事は多々あります。
エンドウ豆で寝られなかった人が嵐の夜を歩いてきたの?
本当の究極の姫君って、プロ彼女みたいなものじゃないの?
などなど。
そこは置いておきます。
この究極の姫君って、今の日本にそっくりだよなーって思ったのです。
もちろん自分も虫混入は嫌なのですが、ひとたび外に出ればばい菌・雑菌・ウィルスなんかがうようよいるわけじゃないですか。
虫と同じ油で揚げているかもしれないって思うと気持ち悪いって…そんなの空気中のばい菌・雑菌・ウィルスとわかんないだろうよ、って思ってしまうんですよね。
何枚も重ねて敷かれた布団の一番下にあるエンドウ豆とさほど変わらないだろうって思うのです。
なのに、一晩中寝られなかったって…どんだけ弱いんだこの姫君!って思ってしまうわけですよ。
そして、こんな面倒くさい女を妃にするのかよ王様!って思ってしまうわけですよ。
食べるものに何も気を使うなというわけではないです。
自主回収も良い判断だと思います。
ただ、気にしすぎてちょっと面倒な国なのかなって思いました。
そしてこれが、お国柄ってやつなのかなって思いました。
童話の通りいけば、こんなに面倒な姫君(国)でも、王様と結婚して幸せになれるそうなので、面倒くさい部分も併せて日本人としていればいいか…と思う事にします。
よしなに。