【災害】御嶽山噴火、水蒸気爆発のため予測できず。

27日(土)長野県、岐阜県の県境にある御嶽山(おんたけさん)が噴火しました。
噴火時には登山者も付近におり、直接被害を受けた方々をいらっしゃいます。
現在も噴火は続いており、付近に火山灰が降り注いでいる状態となっている様です。

噴火が始まって三日目にさしかかろうとしております。
付近では火山灰のため、農作物や川魚の養殖業等にも影響が出ている様です。

中継を見る限り、未だ噴煙が上がっております。
今後も注意・警戒が必要になります。

今回の噴火は突発的に起こったものだと報道されております。
噴火には多くわけて3種類があるそうです。

水蒸気爆発、マグマ噴火、マグマ水蒸気爆発です。

今回の御嶽山の噴火は『水蒸気爆発』に当たるそうです。

これはマグマの上に地下水が溜まり、そこにマグマの熱が伝わり沸騰して爆発するというものです。

圧力鍋で蒸気口が塞がれ、蓋が破裂した様なイメージでしょうか。
圧力鍋ならまだしも、山という大規模な箇所で発生しているので、噴火直後は蒸気や灰だけでなく、そこにあった岩石が一度上空に上がり、そして降り注いできたと思われます。

この水蒸気爆発の場合は、噴火の予想が現状の科学では出来ず、事前の対策が出来なかったそうです。

普段、噴火の予想等は気象庁が行っております。
マグマ噴火、マグマ水蒸気噴火の場合はマグマの流動を計測して事前に注意・警戒を促す事が出来るそうです。
しかし、水蒸気爆発の場合はそれが出来ないため、今回の様に突発的な対応を強いられる事になってしまった様です。

いずれにせよ、現状として噴火が発生してしまっています。
現状はこれ以上の被害が増えない様にしていく事が、大切だと思います。

御嶽山の登山、またその付近への旅行を計画されている場合は中止のご検討をお願い申し上げます。

少しでも早く噴火がおさまり、付近に平生が戻ります様に。
そしてその近辺で暮らす方々の不安が一日でも早く取り除けます様に。

今はまだこうして、祈ることしか出来ません。
今後自分にも出来る事があれば、微力ながらでもお手伝い出来ればと存じ上げます。

よしなに。

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