毎年6月とか12月とかに初詣に行く人間が、なんとなく1月1日に行ってきたのです。
お賽銭投げて、なむなむしてして…その後に引くわけですよ、おみくじってやつを。
毎年末吉狙いです。
今年のおみくじ、末吉でした。
歓声を上げました。
末吉狙いだったからです。
毎年うっかり大吉を引くのですが、そのたびに言われるんです。
『君は大吉を引くのに今年の運を全部使い果たしたね。』
って。
自分でも確かにそうだなーって思ってたんです。
そこで出てきた末吉、ナイスです。
末吉って下から二番目ですよね、地の底には落ちないっていう事ですよね。
合ってますよね?
…不安になってきました。
おみくじの順番…というかランキングってどうなっているのでしょうか。
これは調べてみるしかないです。
自分に見合った吉。
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶
これが順番です。
合ってました。
末吉、ビリ2です。
こういうところが自分にはお似合いなのです。
おみくじにも適材適所っていうものがあると思うんですね。
料理しない人が超一流の包丁を持っていても宝の持ち腐れ…みたいな感じで、自分に大吉が出ても真の効果を発揮しないと思うんです。
ほとんどの人が大吉から中吉でいいと思うんです。
それって、今ある事よりももっと高い所を狙っても良いとどこかから許可が降りているんですよね。
いきなり100万円もらってもきちんと使える人なんですよね。
でも、自分みたいな人間は、まずその泥沼から出ようか…っていう所からのスタートだと思うんです。
マイナスからのスタートなんです。
最初は1000円くらいもらって地味に喜ぶのが良いのです。
地味でこつこつなのが良いのです。
末吉の魅力に迫る。
末吉、ぱっとしないものに見えるんですけど、おみくじの中にはだいぶ良い事がたくさん書かれてました。
辛抱の後に必ず良い事が来るとか、長い事苦しむ事があるがいつか報われるとか。
一緒に初詣に行った友人が大吉を引いていたのですが、内容はパッとしませんでしたね。
なんだか眩しすぎちゃって。
そんな知人も自分と同じ地味な生き方(よく『どぶ掃除会』と称して飲んでます)をしているので、大吉を引いてがっかりしていましたね。
私なんかが滅相もないって。
友人には悪いと思いますが、自分は思っていました。
『この人、2015年の運…使い果たしたよ…』って。
そして、その友人はこのCAPを毎回欠かさず読んでくれています。
ごめんね、思ってたし…書いたよ。
ごめんね…ざまぁ☆
2015年、自分らしいスタートが切れたのではないかと思います。
このままじっくり低空飛行で不時着しても死なない様に生活していこうと思います。
よしなに。