夏に水辺でビール片手にバーベキュー!な季節は残念ながら過ぎ去ってしまいました。
でも、バーベキューの季節は終わっていません。むしろここからだと思っています。
秋にバーベキューってちょっと大人じゃないですか。
大人のバーベキューを楽しむために、あれこれ考えてみました。
まず、バーベキューってどんなだっけかなって考えてみました。
こちらは社員二名(若者)にご協力いただいて、バーベキューについてあれこれ語ってもらいました。
典型的なバーベキュー…
・着火が一大イベント
・安くて量がある肉→味付けカルビ
・夏野菜をざく切りで
・焼きそば、焼きうどんで締め!(食べられないという事故発生)
・飲み物を川で冷やす
・スイカ割り
・夜はそのまま花火へ移行
まさにっていう感じになりました。
でも、これは夏のバーベキューなのです。
典型的な要素があってもいいのですが、目指すのは『秋の大人なバーベキュー』なのです。
ただ『焼いて食べて楽しい』だけなのではなく、静かで大人なこじゃれた要素が欲しいと思うのです。
大人のバーベキューは『こじゃれ』と『ワイルド』が同居すべきだと思うのです。
こじゃれその1-『買い出し』
典型的なバーベキューについてありがちなのが、購入した食材をすべて消費出来なくなる!という事故です。
人間、30歳を越すと、肉もそれほど食べられなくなります。
そこで大人のこじゃれの登場です。
まず大量のカルビパックを買わない。
ちょっと高めのお肉や、ベーコンを参加人数-一人分くらい。
あとは同じ様な分量で、肉以外の食材を用意しましょう。
その時に旬のものを知っていると、より大人です。
とにかく食糧は人数-一人分が妥当です。
こじゃれその2-『火起こし』
自分は何度かバーベキューやキャンプを経験しているので、火起こしって普通に出来るのですが、なかなか出来ない人っていますよね。
だからこそなのか、火がちゃんとつくとどこかの部族ばりに喜んでしまう…そういう事ってあると思います。
その気持ちがあっても、表に出さないのが大人なのです。
新聞紙や薪を組んでマッチで着火…が一番かっこいいのですが、バーベキュー直前は皆さんおなかをすかせています。
ここはおとなしく…むしろ大人らしく着火剤等を使って素早くつけてしまう方が素敵だと思います。
着火剤を使う事でワイルドさは欠けてしまうかもしれませんが、肌寒い中の参加者の暖を取るために…と言っておけば『優しさ』でカバー出来ます。
こじゃれその3-『ちょっとした料理を』
お肉のパックをはがしてすぐ並べる、野菜を切ってそのまま鉄板…というのは誰でも出来ます。
ここでちょっとした料理を披露する事で焼くだけのバーベキューにさよならをするわけです。
料理なんてさらさらしない自分が、先ほどの二人の協力を得て、バーベキューで出来ちゃう料理をご紹介。
1、たまねぎわっかの目玉焼き
輪切りしたたまねぎの真ん中に生卵を落として焼くだけ。
ベーコンをしいてもおいしそうです。
ところ狭しと食材が並ぶ鉄板の中で、卵を仕切って焼く…さらに仕切りまで食べられちゃうアイデアが大人です。
2、ホイル焼き
秋の大人のバーベキューなので、食材が充実していますよね。
キノコは香りが強いので、ホイル焼きにすると格別。
自分はこぶりのじゃがいもを濡れた新聞紙でくるんで、さらにアルミホイルを巻いたものを炭火に直接くべて放置しておくのが好きです。
ホイル焼きは開けた時のドキドキが素敵です。大人のいぶし銀、サプライズです。
3、ネギの直火焼き
これはとあるネギの町の住人からの紹介です。
少し洗った太ネギを炭火が赤々と燃えるバーベキューコンロに直接投下!
そのまま外皮が真っ黒になり、茎部分からしゅうしゅう水が出てきた頃が食べごろ。
香ばしいネギをそのまま食べてもいいし、ちょっとしょうゆをかけても良いとの事。
これはワイルド!
そして、あえて鉄板で焼かないところが大人です。
こじゃれ1~3を実行すれば、立派な大人バーベキューです。
秋の落ち着いた空気の中、是非とも試してみていただければと存じ上げます。
尚、バーベキューをやる際には火の元の管理をしっかりと。
ゴミの捨てる場所、もしくは持ち帰り等をきちんと確認した上で行いましょう。
よしなに。