釣って連れられて着いたその先。

去年の暮れに、釣り堀に連れていかれました。
年の瀬なのに未だ初詣に行っていなかったので、知り合いにお願いして車でどこぞやの神社なり寺なりに連れてってもらおうと思ったのです。

最初は二人だけだと思っていたのですが、その内さらに二人が加わりました。

で、早く神社で穢れた身をどうにかしたいなーって思っているさなかに釣り具屋へ連れて行かれ、小一時間興味のない釣り具のあれこれを伺い、その後着いたところは釣り堀だった…そんな初釣り堀です。

もちろん道具なんてありません。
釣りをする気もありません。
どうせ暇だったしこれはこれで面白いかな…と釣りを眺める事にしました。

釣り堀の仕組みなのですが、時間計になっていて、釣る人は1時間いくら…見学の人は100円という価格でした。
自分はもちろん見学。
なんせ、初詣で釣り堀に来ているので。

見学者はいかなる理由があっても、釣り禁止。
ぼーっと眺めてるだけ。
でも、その眺めてるだけが結構楽しいんです。

釣堀って案外釣れないみたいなんです。
魚、めっちゃ見えるのに釣れないんです。

季節やルアー、腕も関係すると思うんです。
でも、我々がいた池では全く釣れてる気配がなかったんです。

最初はのんびりなんだなーって思ってたんです。
しゅっ…ぽちゃ、ちりりりり…っていう釣りの音、聞いてて楽しいなって。

その中にたまに別の音が入るんです。

ばちゃん!って。

どうやら魚がはねる音の様で、たまに水上に姿を現す奴まで発見するわけです。

魚『ボクハココニイルヨ♪』
みたいな。

そのたびになんとなく緊迫するんです。
いるのに釣れない。
そこに魚の存在感アピール。

それがすごく釣り人の神経を逆撫でしているんじゃないかって。
そう思ったらもう大変。
皆静かに釣りを楽しんでいる様に見えたのですが、これは戦いなんだって思うと、気が抜けなくなりました。
本とか持ってきたんですけど…読んでる暇なんてねぇ!と。

結局、のんびりするつもりが自分も前線でじっと眺めていました。
釣り人たちの行く末を。

結局三時間もいたのですが、釣りをやってないくせにだいぶ楽しめました…釣堀。
釣りの結果は三匹。
これはいいのか悪いのか…よくわからないのですが、自分は川魚があんまり得意じゃないのでよしとします。
次は海釣りらしいです。
また撮影班としてついていくんだと思います。

2014年は日付が変わった時に初詣に行かせてもらったので、今度は釣りに行くよ!って事で召集かけていただきたいと思います。
そんな初釣り堀でした。

よしなに。

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