ようこそ、いらっしゃい。スナック茜へ。
会社の総務部(一人)を一人で切り盛りしている茜ママ。
ミナライちゃんの修学旅行の行く末を心配していた茜ママ。
とってもおいしそうなピザの記事が書かれていました。
続きが気になる茜ママは以前、スナック茜がジャックされた時にコメントに書かれた【隠れスナック茜】を掘り出すことにしたようです。
修学旅行の忘れ物。
普通、高校生の頃の修学旅行って九州とか広島とか日本国内のちょっと遠目の所に行くんだと思う。
でも、全然だった。
近場だった。
新幹線も飛行機もない。
バス旅行だった。
おばちゃんたちが日帰りで行くレベルの旅行だった。
そこでね、スキーをやらされたの。
強制スキー。
スキーなんてやったことない。
雪山だってテレビ以外で見たの初めてだったの。
そこそこできた。
私、スキーもほどほどに出来るんだって思った。
そんなスキー。
でもね、修学旅行の醍醐味って、夜だと思うの。
夜、みんなで好きな子言い合ったり、まくら投げしたりが修学旅行だと思うの。
そう、ミナライちゃんのところのように。
だからね、夜を楽しみにしてた。
11時になったら行動開始!みたいな。
そんな風に浮かれてた私たちに冷や水をかけたのは、一本の紙テープだった。
部屋の外からドアに紙テープを貼られたの。担任に。
同じ紙テープを群馬の雪山で用意出来るはずなんかないじゃない。
戸を開けて紙テープが破れたら補修もできずにさらし首よ。
だから、私たちは一番楽しみにしていた修学旅行の夜をときめきもなく布団に入って寝たの。
テレビもなかったから寝るしかなかった。
でもね、都合よくスキーですごく疲れてたから寝るのは早かった。
次の日もスキー頑張れたし。
でも、楽しかった。修学旅行。
また行けたらいいなって思うけど、その時はちゃんと紙テープを用意していこうと思う。
かしこ。