【スナック茜】あだ名。

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ようこそ、いらっしゃい。スナック茜へ。

会社の総務部(一人)を一人で切り盛りしている茜ママ。
小学校の話になりました。茜ママはちょっと悲しい顔をしています。
今日はどんなお話が聞けるでしょうか。

あだ名。

二文字のあだ名にあこがれてたの。
しんちゃん、まこちゃん、じゅんちゃん…そんなリズミカルなあだ名。

私にはあだ名っていうものがなかった。
ずっとあかねちゃんだった。
あかねって名前はそこまで嫌いじゃないけど、私にもあだ名が欲しかった。

欲しかったけど、あかねは二文字だと『あかちゃん』になっちゃう。
それを男子たちに茶化された。
赤ちゃん元気でちゅか?
今日は何色のぱんちゅはいてまちゅか?って。

それで泣いた記憶があるわ。

あかちゃんは嫌なのよ。
赤ちゃんでしょ。
幼稚園とか小学校とかで赤ちゃん扱いされるのが嫌だったの。
私のプライドが許さなかった。

理想は『あーちゃん』だった。
でも、当時あーちゃん候補は山ほどいたの。

あゆみちゃん、あやちゃん、あすかちゃん。
みんな『あーちゃん』候補だった。

あすかちゃんは許せるけど、あゆみちゃんはあゆちゃんでいいし、あやちゃんはもうそれ以上変えなくてもいいじゃない!って思ってた。
多分、私も思われてたと思う。
でも、私は候補の中では一番下だった。

今でこそあだ名で呼ばれることはないんだけど、『あ』で始まる女の子と接する機会があると、私の心の壁はぐっと厚くなる。

『あやです♪あーちゃんってみんなからは呼ばれてます♪』

って女に会ったら最後。
私はその女を最後まで苗字で呼ぶことを誓う。
意地でも『あーちゃん』とは呼ばない。

そうやって私はあかねちゃんで育ってきた。
二文字、いいなって今でも思う。

中高生になって、SMAPのキムタクも出てきて、苗字と名前を二文字ずつとって呼ぶ…というのがにわかに流行りはじめたの。

ウエノリ、ヤマシン…そんな具合に。

で、私のところにもその余波が来て…

○○アカって一瞬呼ばれた。

その話をした時、ムラタくんが『風呂垢?』って言った。

当時、そう言った男子に飛び膝を入れたことを思い出した。
ムラタくんには飛び膝は入れなかった。

だってムラタくんは大事な友達だもの。
(風呂垢って言った瞬間、ムラタくんはすぐに察して謝ってくれたよ。)

かしこ。

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